「ギターソロ」シリーズと銘打った連作がある。
それは、
4トラックで 4ピース(ギター×2、ベース、ドラム)で「普通の」ロック
を演る事を目的としたもの。
しかし、「ギターソロ」シリーズのつもりで録り始めたものの、育ちが出ると言うか、お里が知れると言うか、何となくプログレ臭が滲み出てしうことが、まま、ある。
そう云ったものは、「ギターソロ」シリーズから除外して、「Lunch Out」シリーズの名前で連作としている。
これは、その「Lunch Out」シリーズの第2弾。
因みに、シリーズ名「Lunch Out」の由来は、エリック・ドルフィーの「Out To Lunch」と、桂枝雀の出囃子『昼まま』から。*1
曲名 | Lunch Out #2 |
作者 | こぢゃ |
録音時期 | 1989年 |
録音機材 | Fostex X-18 |
使用楽器 | Gt:Ibanez ROADSTAR Ba:FERNANDES FRB-75 Dr:YAMAHA RX15 |
詳細・所感
ギターソロ#1の記事に書いたこれ。
ただねぇ、育ちがアレなもんでw、たまに変な方向に行ってしまう事もあり、そう言う奴は「ギターソロ」シリーズから外されて、「Lunch Out」シリーズになるんですねぇ。
と言っても、“Lunch Out #1” を作った時は「流れでそうなってしまった」部分はあったが、この曲は割と「Lunch Out の第2弾を作ろう」と言う意識が働いていたと思う。
で、途中に「アイーダ凱旋行進曲」の一節が挿入されている。
何故にそこから?知らん!w
アイーダの後からの流れは、ぶっちゃけ、フランク・ザッパの “Zoot Allures” を意識している。
この頃、ザッパのライブビデオ、“Does humor belongs in Music?” をヘビロテしていて、特に、この1曲目の “Zoot Allures” がもう、クッソ好きで。
(オリジナルのスタジオ盤より、こっちのバージョンの方が好き)
このライブ盤の “Zoot Allures” の曲想、ギターの音色(ザッパとアイク・ウィリスとレイ・ホワイト)、スコット・テュニスのベースライン。全体的に、この辺りの雰囲気を醸し出していると思う。ドラムは意識してなかったけど、今聴くとチャド・ワッカーマンっぽいかな?
0:40 からの、“Zoot Allures” 風味は損なわぬままに、ブルースっぽいフレーズの流れ。
わかる人はわかると思うけど、結構ちゃんと「人の道に沿った」ブルーズのイディオムを使っているんですよ。9thコードをトニックから1音上げスラーして戻るとこ、とかね。
この辺が、オレの天才たる所以だわな。ゆえんなじばらだわな。
(まぁ、言わせておいてやれよw)
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