「AFRIQUE」シリーズの第1弾。
「アフリーク」と読むかと思いきや、ここは「アフリキ」と読んでいただくことになっております。
曲名 | アフリキ#1 / AFRIQUE #1 |
作者 | こぢゃ |
録音時期 | 1989年 |
録音機材 | Fostex X-18 |
使用楽器 | Gt:Iさんのストラト Ba:FERNANDES FRB-75 Kb:KORG POLY800II Perc:何かの箱 Other:AKAI S612 |
詳細・所感
セレンゲティ―!!!ww
出だしのノイズはマスターがこうなってしまっているので致し方無し。
全編に亘り、キングレコード「タンザニアの音楽」から、「ニャブレロ(リランディ独奏)」と言う曲をサンプリングソースとしている。自分が考えていた以上に豊かな和声と倍音を湛えており、導入部なんて、もう「マサイマラの夜明け」って感じ?
本当は「ムウェンデケ(ゼゼ・カンバ・クミとカンバ・クナンビリの弾き語り)」をソースにしたかったのだが、試してみるとゼゼ・カンバ・クミと言うこの多弦楽器の特性が強すぎて、イマイチ、アンサンブルに溶け込ませることができなかった。
通奏するシーケンスは、POLY800II のシーケンサーを使ってサンプラーを鳴らしていて、マリンバの方は、POLY800II を手弾き。
ギターは、プログレの小匣Part2 に引き続き、プログレの師匠Iさんに借りたストラトである。
中ほどのオーバードライブがかかったリフは導入部をなぞっている。「別パートの一部を構成を変えて別のパートで登場させる」ボクがよくやる奴。
(ってか、プログレでありがちな奴)
ギターソロは、この曲を作る数年前に、ミュージックマガジンで紹介された、南アフリカ・ソウェトのアーティストを集めたオムニバスアルバム(詳細、全く以って忘却の彼方)に入っていたバンドの音を意識した。
師匠のストラトは、まろみのあるトレブルが美点なのだが、そこを敢えて、カリッカリのキンキンで弾いている。
リズムギターのカッティングや、ブリブリいってるベースのオブリも上記のアルバムを意識したものかもしれないが、ここは自分なりのアイデアであったような気もする。
パーカッションは、当初、AFRIQUE #3 でも使用していた、座布団であると記憶していた。
今回、ちゃんと聴き直してみて、薄っすらした記憶では、座布団ではなく、何かの箱を手で叩いていたと思われ。即席カホン的な。
3作ある、AFRIQUEシリーズの中では、この 1作目が一番気に入っている。
#2 以降は、明らかにニューエイジミュージックを意識しているものだけど、この #1 に関しては、まぁ有り体に言って「オレ的にプログレ」ですわなw
AFRIQUE #3 ⇒ AFRIQUE #2 と遡って紹介してきた「AFRIQUE」シリーズは、これにて打ち止め。
(と言いつつ、実は番外編でもう1曲ある。それはまた別の機会に)
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