「プログレの小匣」シリーズの第2弾。(前に上げたのと順番は前後するけど)
小匣シリーズは、例えば、最初に投稿した『プログレの小匣Part4』だと「小匣#4」のように表記しているが、これで「ナンバーフォー」ではなく、何故か「パートフォー」と読ませるようになっている。
(でも、「ナンバーフォー」でもいいです)
曲名 | プログレの小匣Part2 |
作者 | こぢゃ |
録音時期 | 1988年 |
録音機材 | Fostex X-18 |
使用楽器 | Gt:Iさんのストラト Ba:FERNANDES FRB-75 Dr:YAMAHA RX15 Kb:KORG POLY800II Other:AKAI S612 , YAMAHA FB-01 |
詳細・所感
投げ売り価格で出ていた型落ちのサンプラー、AKAI S612 が大活躍。
これは、ハッキリ言って、サンプラー頼みの曲だ。
(サンプリングが楽しくて、そればっかやってた時期があった)
オーケストラ部分も合唱部分も、サンプリング・ソースはカール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」。
エンディングを聴くと、わかる人は「あぁ、オー・フォルトゥーナのアソコね」とわかると思う。
(そう言えば、この頃、エンディングで原音部分をそのまま流して「元ネタは、コレですよー」とネタばらしをする曲が多かった)
ギターソロ前のインタールード。
オーケストラ・ヒットは、この頃、既に世間的には「使うとダサい」風潮あったけど、敢えて。イエスの『ロンリー・ハート』のオマージュ的な?いや絶対そんなことは考えてなかったなw
木管系の音の方は、たぶん、POLY800II ではなく、YAMAHA FB-01 の音だったと思う。
で、このギターソロ、プログレの師匠である、Iさんのストラトを借りて弾いている。
耳にキツくない、まろみのあるトレブル。アレは良かった。銘器でしたわ。
どちらかと言えば、クラプトンとかカヴァーしたくなるようなギター。
これに引っ張られて、あまりプログレっぽくないブルーズ・ライクなソロになってしまったな。根がそっちだから、と言うのもあるけど。
実は、フェンダー系のRのキツい指板が苦手なんだよね。テレキャスとか楽器としては超・大好きなんですけどねぇ。
ただでさえ速いパッセージが得意なわけではないのに、Rのキツい指板だと、さらにゆったりになってしまう。
(自分が所有していた/いる Ibanez も ヴァレー・アーツも、Rがキツくないフラット気味の指板)
そんなこともあり、本当は、ギターとシンセのテクニカルなインタープレイにする予定だったんだけど、結局、この、まったりしたスローハンドなギターのみにした。*1
(まぁ、シンセのソロとか、よう弾かんしなw)
とにかく、このギター、弾いてて凄く気持ちよかった。
借りている間に、普通のブルースとかも録っておくんだったと後悔。
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*1:まったりしたスローハンド:今日びの人は、クラプトンのレイドバックしたブルースギターの「ゆったり感」を喩えて「スローハンド」と呼ぶのだと思っているかもだけど、元々の由来は、クリームとかやっていた頃に「クラプトンのギターは速過ぎて逆にゆっくり弾いているように見えるから」と言う説が一般的なんすよ、実は。ま、年寄りには言わずもがな、な話ですけどもなw