原曲をちゃんと聴かずに、うろ覚えで作った曲、と言うのがいくつかある。
これもそんな曲の一つ。
ウィッシュボーン・アッシュの『アウトワード・バウンド』。
曲名 | アウトワード・バウンド / Outward Bound |
作者 | Wishbone Ash |
録音時期 | 1987 |
録音機材 | Fostex X-18 |
使用楽器 | Gt:heerby ES-335モデル Ba:FERNANDES ジャズベース Dr:YAMAHA RX15 Kb:KORG POLY800II |
詳細・所感
先に演奏に関してサラッと説明しておくと、アンディ・パウエルのリード・パートの音量が低すぎですな。もう少し上げたいところだけどトラックダウンマスターしかないので、これはどうにもならない。
シンセパートは POLY800II のステップシーケンサーでやっている。
それと、ドラムで、極く短い余計なブレイクが入っているのが、毎回聴くたびに物凄く気持ち悪い。ま、これも今更言っても詮無いことですわ。
さて、この曲は、中学3年か高1くらいの時にシングルを買って(何故買ったのかは記憶にない)、元々リフの出だしくらいはコピーしていた。
その後、幾星霜、宅録をするようになってから、ふと「全部オレ」で弾いてみようと思い立ち、録ったもの。
本録音に際しては、原曲を聴かずに、うろ覚えで作ったので、そこそこアチコチ違う。但し、尺に関して言うと、つべに上がっているのは、ボクの知る限りすべてアルバムバージョンである。ボクが弾いているのはシングルバージョンなので、尺は短いけど、大体合ってると思う。
今回、この動画を作るに当たり、久々に原曲(この曲を録ったかなり後にiTunes Storeでアルバムバージョンを買った)を聴いてみたけど、いやー外してるねーw
でも、まぁ、うろ覚えでここまで弾けるオレ、すげーと言う気持ちもある。
ところで、今でこそ「オレはベース弾き」と言う思いがあるけど、この曲を聴いてた中学~高校くらいの頃、まだベースのカッコよさに目覚めていなかった。
今更ながら、すっごいね!マーティン・ターナーのベース!
曲としては、この曲のA面である『ローレライ』の方が好きだったんだけど、これ、マーティンが弾きながら唄ってたんだもんなぁ。
聴き較べるまでもないけど、ベースはメチャメチャ端折っております。
ボク的には、この自分のカヴァーを聴いた後、オリジナルを流れで聴いて、
「ベースは何をやってるんだ(苦笑)」*1
と自分にツッコむところまでがセットですw
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*1:ベースは何をやってるんだ(苦笑):また、どうでもいいこと書いちゃうけど、これは元ネタがある。
アルフィーのオールナイトニッポンで、ファンが送ってきたカヴァーを愛でる企画があって、その中に「おざぶとん」と言う伝説のグループがいたんだけど、とにかくチューニングは合ってないわ、ハモれてないわ、ベースは何をやってるんだ、でメンバーとリスナーの嘲笑を集めつつも愛されていたグループでね。
桜井「ベースは何をやってるんだ(苦笑)」
高見沢「でも、ボクは彼ら好きだなぁ」
坂崎「いや、大好きですよ。初期のRCみたい。パンク!」
みたいな会話があったんだよね。
因みに、ボクは、人や物事に対して、その尖鋭性を褒める時に「なんちゃらかんちゃら(褒める理由を申し述べたあとに)…パンク!」って言う言い回しを、たまさかに使うんだけど、それはこの坂崎さんの言い回しが基になっています。
ってか、これ書くに当り、自分がアルフィーのANNを聴いてたと言う事実にちょっと驚愕したんだけどww